管理栄養士と登録販売者のダブルライセンスって実際どうなん?現場の声

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管理栄養士といえば、食と健康の専門家ですよね。
平均寿命が伸び、人生100年時代と言われる昨今、注目の資格です。
しかし栄養指導を目標に管理栄養士になったものの理想と現実のギャップに悩まされる人もいます。

試験の難易度が高いのに比べて、必要としている現場が少ないのです。
また、希望の職場の求人が見つかってもその募集人数はわずか。

私も就職活動を始めた当初、希望の職種の求人が少ないことに絶望しました。
やはり、よりより待遇で、活躍できる職場で働きたいですよね。

そこで今回の記事では、登録販売者とのダブルライセンスについて紹介します!
プラスワンの資格で自己実現を目指す方にはぜひ読んでほしい内容です。
漠然としたイメージしかない人でも大丈夫。

ドラッグストア管理栄養士がダブルライセンスでどのような働き方をしているかわかります。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

管理栄養士とは?登録販売者とは?

まずは、管理栄養士登録販売者、それぞれの資格について紹介します
全く何もわからない状態では、話がごちゃごちゃになります。
しっかり整理しましょう。

管理栄養士とは

管理栄養士とは、厚生労働大臣免許を受けて、管理栄養士の名称を用いて、

・傷病者に対する療養のため必要な栄養の指導
・個人の身体の状況、栄養状態等に応じた高度の専門的知識及び技術を要する健康の保持増進のための栄養の指導
・特定多数人に対して継続的に食事を供給する施設における利用者の身体の状況、栄養状態、利用の状況等に応じた特別の配慮を必要とする給食管理及びこれらの施設に対する栄養改善上必要な指導等

を行うことを業とする者をいう(栄養士法1条2項)。

管理栄養士 Wikipwdia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%A1%E7%90%86%E6%A0%84%E9%A4%8A%E5%A3%AB

文章が長い上に感じも多くてややこしいですが…
ざっくりいうと
「その人に合わせた栄養指導をするよ!」
っていうのが管理栄養士です。

病気やアレルギーの人には他の人と違う食事を食べてもらう必要がありますよね。
そういったことを本人にお伝えし、食事指導をします。

ただし、医師や看護師のように、資格がないと業を行えない業務独占資格ではありません。
栄養指導自体は医師や看護師も行うため、名称独占資格という扱いです。

管理栄養士は、栄養士が国家試験を受けて取れる資格です。
試験を受けるまでには様々な方法がありますが、ここでは割愛します。

登録販売者とは

登録販売者とは、2009年に定められた一般用医薬品の販売に関わる資格です。

薬にはいくつか種類があります。
登録販売者が販売できるのは、ドラッグストアなどで買える一般用医薬品です。
セルフメディケーションが注目される中で、薬の専門家として働きます。

登録販売者は誰でも受けられる資格というのがポイントです。
年齢や学歴、実務経験が必要ないため、スキルアップの資格として名前が上がることが多い資格です。

ただし、ひとりでお店に立てるようになるには2年間の見習い期間が必要です。
上記の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。

ダブルライセンスに対する疑問

ここからは疑問に答えていきます!
他の現場で働く栄養士や、お子さんが栄養士を目指す親御さんから寄せられたものを元にしています。

疑問①食いっぱぐれないってホント?

疑問の1つ目は、「食いっぱぐれないってホント?」です。

資格は「手に職」というイメージなのか、聞かれることが多いです。

ここでは
「食いっぱぐれない」=「次の職が見つかりやすい」
という定義で話を進めます。

答えはドラッグストア業界では食いっぱぐれないです。

管理栄養士の資格のみでドラッグストアで働くと、薬の販売ができません。
その場合、栄養的なアドバイスを行うのみになりますよね。
栄養士のみ資格を持っているよりも登録販売者も持っていることで仕事の幅が広がります

登録販売者はドラッグストアには欠かせない資格です。
そのため、栄養士をプラスでとることでドラッグストア業界では重宝されると考えられます。

その一方で、病院や行政などへの転職を考えてみると
登録販売者を持っていることで知識の幅が広く役に立つことはあります。
しかし必須資格ではないため、引く手数多になる未来は想像しにくくなります。

そのため、ドラッグストア業界では食いっぱぐれないだろうという結論になります。

今はセルフメディケーションが注目されています。
少子高齢化が進み自分の健康は自分で…という時代です。
なので、将来性のあるドラッグストア業界で食いっぱぐれないことは大きなポイントかもしれませんね。

業界を間違えなければ食いっぱぐれない

疑問②ダブルライセンスでも意味がないってホント?

疑問の2つ目は、「ダブルライセンスでも意味がないってホント?」です。

これは前提条件がわからないため、少々整理が必要になってきます。

まず、登録販売者は薬を販売するときに必要な資格であることをしっかり理解する必要があります。
薬を売る仕事をしたい人には必要ですが、その他の仕事には関係ありません。

このことを整理してから考えると
「ドラッグストアなどで食や栄養の知識提供と一緒に薬を売る」
ためには栄養士と登録販売者のダブルライセンスは絶対的に意味があります。

栄養士の他に登録販売者資格もあることで給料アップも狙えます。

一方で
「病院で患者さんとお話しする中で薬の知識が欲しい」
なら、資格を取らなくても良いでしょう。

栄養相談の中で活かすためならただ勉強するだけでいいですよね。
資格をとったところで絶対に給料アップに繋がる保証もありません。

「誰が」「なんのために」登録販売者資格を取るのか

これによりダブルライセンスの意味があるかないか変わってくる

疑問③ドラッグストアでしか働けないってホント?

疑問の3つ目は、「ドラッグストアでしか働けないってホント?」です

答えは、働けない訳ではないが活かせる業界は狭まるです。

どちらの資格もなくても職はあるため、働けない訳ではないとしました。
しかし管理栄養士と登録販売者のダブルライセンスを活かし働くと考えるとその範囲は狭くなります。

※活かす、とは

  • 業務内に栄養士と登録販売者の両方の仕事がある
  • 給料がプラスされるなどの何かしらの優遇がある

という場合をさすことにします。

「活かす」をこのように定義すると
一般用医薬品を販売するお店で、栄養相談ができる環境のある場所になります。
このように考えると、ドラッグストアが最も大きな選択肢かと思います。

他にも、

  • コンビニエンスストアで医薬品を扱っている店舗
  • スーパーで医薬品を扱っている店舗

などが考えられますが、栄養相談ができる環境を望むのは現実的ではなさそうです。

ただし
企業に勤めドラッグストア店舗で働く。
この選択肢の他に個人で栄養相談などを行う道もあります。

自分次第で選択肢を広げられるダブルライセンスの形でもあると考えられます。

つまるところ、どのような仕事をしたいがためにダブルライセンスを目指すのかはっきりさせた方が良さそうです。

ダブルライセンスを取る目的は何か?

ダブルライセンスを持つ人の例

ではここからは、実際の例を上げていきたいと思います。
栄養士と登録販売者のダブルライセンスを持つ人はどのような働き方をしているのでしょうか?

例①新卒入社・1年目で登録販売者取得の私

まず1人目は、私です。
基本的な情報はこんなかんじです。

新卒入社・1年目で登録販売者取得の私
  • 4年制大学卒業
  • 卒業時に管理栄養士合格
  • ドラッグストアに新卒入社
  • 入社1年目で登録販売者合格
  • 手取り18万円
  • 管理栄養士資格手当 1万円/月
  • 登録販売者資格手当 1万円/月

栄養士と登録販売者の2つの資格で1月に2万円の資格手当をもらっています。

日常業務としては品出しなどの小売業の基本的な業務があります。
その傍でお薬の販売や栄養相談を行なっています。

管理栄養士手当のみの委託業者に比べ手当の面で高いため、満足度も高いです。

例②入社2年目・転職のために登録販売者取得のAさん

2人目は、大学の先輩のAさんです。

入社2年目・転職のために登録販売者資格取得のAさん
  • 4年制大学卒業
  • 卒業時に管理栄養士合格
  • 給食委託業者に新卒入社
  • 手取り14万円
  • 管理栄養士合格時のみお祝い金3000円
    (以降手当なし)
  • 転職するために入社2年目の年に登録販売者合格

「管理栄養士の資格を活かしたい!」と給食の道へ。
しかし給料が低い上に調理のみを繰り返す毎日。
栄養相談をしたいと考え、ドラッグストアへの転職を決意。

給食業者在籍中に登録販売者合格。

Aさんは現職では登録販売者資格を取得したことによる待遇の変化はありませんでした。
この状況だけみると「取った意味がない」と見えますよね。

しかしAさんは転職を視野に入れ資格を取得
社会人3年目からドラッグストアの正社員として働くことが決まっています。
月給は3万円アップし、資格手当も毎月もらえるようになりました。

例③20年前に管理栄養士取得・8年前に登録販売者取得のBさん

3人目は、店舗のパートさんであるBさんです。

20年前に管理栄養士取得・8年前に登録販売者取得のBさん
  • 2年制短大卒業
  • 卒業後2年の実務経験を積み管理栄養士合格
  • 30代でドラッグストアでパートタイムとして働き始める
  • 40代で登録販売者合格

短大卒業後は給食の仕事をしていたBさん。
妊娠出産を期に退職したそうです。
しかしやはり栄養士として仕事がしたいと思い、ドラッグストアでパートを開始。

品出しや掃除などの業務が多いという現実に理想とのギャップを感じます。
そこでBさんは登録販売者の資格をとります。
これがきっかけで店舗の医薬品担当者になったそうです。

これにより、お客様と関わる機会が増え、栄養相談も多く受けるようになったと。

パートタイムでありながら努力した結果
栄養士としての知識もしっかり活かせるようになった例でした。

まとめ

今回の記事では、登録販売者とのダブルライセンスについて紹介しました。
実際に管理栄養士と登録販売者のダブルライセンスで働く人の例も出しました。
ダブルライセンスの働き方に関するイメージは具体的になったでしょうか?

管理栄養士と登録販売者のダブルライセンスは、目的がはっきりしている人には絶対にオススメです。
ぜひ挑戦してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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