毒キノコに注意!見分け方は全部ウソ?食べちゃったらどうする?

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そろそろ秋本番!
秋の楽しみといえばなんと言っても美味しい食べ物。
山菜などを採りに行く人も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが、採ってきたこの食べ物が食べられるのかどうか。

私も採ってきたキノコが食べられるかどうかで悩んだことがあります。
ただ、一言キノコといっても様々な種類がありますよね。
日本にあるキノコは5000~6000種類と言われています。

楽しくおいしい秋を過ごすためには、安全に山菜を食べたいですよね。
毒キノコにあたって生死の境をさまよった!なんて笑えません。

そこで今回は、毒キノコの見分け方に関する情報を紹介します。
また、食べてしまわないための方法や万が一食べてしまった場合の応急処置も紹介します。

  • キノコを採ってきたけど食べられるかわからない
  • もらったキノコを食べてもいいの?と不思議に思っている方

そんなあなたにはぜひ読んで欲しいです。
最後まで読んで、毒キノコの被害に遭わないようにしましょう。

毒キノコの見分け方は全部ウソ!?

テングダケ

巷に溢れる見分け方のアレコレ

インターネットなどで検索して、このような情報を見たことはありませんか?

インターネットに書かれている毒キノコの見分け方
  • 縦に裂けるキノコは食べられる。
  • 色鮮やかで毒々しい色をしているのが毒キノコである。
  • 毒キノコをナスと煮ると中毒にならない。
  • 毒キノコも塩漬けにすると食べられる。
  • 少しかじって美味しければ食べられるキノコである。
  • 虫が食べているキノコは食べられるキノコである。

注意して欲しいのは、すべて迷信であり真実ではないということです。
科学的根拠に基づくものはありません。

これらが当てはまるキノコもあれば、そうでないキノコもあります。
「毒キノコの多くに当てはまる特徴」という大雑把なものであることを覚えておきましょう。
また、このような迷信を信じる人は年配の方に多いので優しく教えてあげるのも大切です。

素人が判断することはできない

日本には、約5000~6000種類のキノコが生息していると考えられています。
そのうち名前のあるものが約2000種類くらい。
さらにそのうちの約200種類のみが食用キノコです。

たくさんの種類のキノコの中から、食べられるキノコを探すのは大変そうです。
保健所などの職員や、キノコの研究をしている人でも難しい場合があるといいます。
こう考えると私たちがキノコを見て食べられるかどうか判断するのはかなり困難と言えるでしょう。

もし自分で採ってきたキノコを食べたい場合には、専門家に相談するのが一番です。
保健所や保健センターにはそのような窓口が設けられています。
一度問い合わせてみるのも良いでしょう。

~きのこの相談についてのお願い~
きのこの種類は数千種類もあると言われ、名称の不明なきのこや食毒不明のものが相当数あるため、全てのきのこを特定することはできませんので、予めご了承願います。
また、保健所・保健センターでは、札幌市発行の「野や山のきのこハンドブック」に掲載されているきのこの相談が基本となります。
種類を特定できないきのこは、食べないでください。

https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/shoku/chudoku/dokukinoko.html

このように、全てを特定するのは難しいことを覚えておきましょう。

毒キノコは絶対に食べられない

食器

インターネットなどに掲載されている情報に、こちらのようなものがあります。

疑うべき毒キノコの処理法
  • 毒キノコをナスと煮ると中毒にならず食べられる。
  • 毒キノコも塩漬けにすると食べられる。
  • 熱湯で火を通せば食べられる。

これらの情報は全て迷信です。

ナスには毒を消す成分は含まれていません。
沸騰するほどのお湯で火を通しても、毒は分解されません。
また、塩蔵し塩抜きすることで流れる毒もありますが、残る毒もあります。

家庭でできる処理で、毒が抜けることはないと考えましょう。
つまり、自分で毒抜きをすることはできないのです。

毒キノコの被害に遭わないために

キノコ

ここからは、毒キノコの被害に遭わないための対策を紹介します。
正しい知識を持って予防することで被害に遭わないことができます。

被害に遭わない方法①専門家の意見・指示をきく

被害に遭わない方法の1つ目は、専門家の意見や指示をきくことです。

各都道府県や市町村では、毒キノコ被害を防ぐための取り組みがあります。
保健所や保健センターの相談窓口がそれにあたります。
食べられるキノコなのか、そのキノコと採取した場所や日時を記録して相談しましょう

採ってきたキノコを、自分の判断で口に入れたり、飲み込んだりしないことが重要です。
栽培用シイタケなら大丈夫かと思うかもしれません。
しかし原木に毒キノコが発生した例もあります。

素人の勝手な思い込みはもっとも危険なものです。
食べるなら専門家の意見や指示をきくのは大切です。

被害に遭わない方法②キノコを採っていい場所か確認する

被害に遭わない方法の2つ目は、キノコを採っていい場所か確認することです。

キノコは、発生した場所や成熟度で形状が変わる場合があります。
これに伴って、毒性の強さや発現が異なることもあるのです。
例え食べられる種類のキノコだとしても、危険な場合があるということです。

生えている場所は、山林だけでなく、公園など身近な場所であることもあるため注意が必要です。

被害に遭わない方法③食べられるキノコも新鮮なうちに食べる

被害に遭わない方法の3つ目は、食べられるキノコでも新鮮なうちに食べられることです。

食べられるキノコでも、時間が経過することで毒性を持つものになることがあります。
実際に中毒が起きてしまったのが私たちが食べることのあるマツタケです。
言わずと知れた秋の高級食材がなぜ毒キノコになるのでしょうか?

その秘密が、マツタケに含まれるアミノ酸にあります。
採取から時間が経つと、アミノ酸の脱炭酸という反応が起こり、有害物質が発生します。
この有害物質がヒスタミンとフェニルエチルアミンです。

少し難しい言葉が出てきましたが、つまり時間経過により有害成分ができてしまうのです。
「高級食材だから」と取って置かないで、新鮮なうちに食べるのが良いでしょう。

被害に遭わない方法④キノコをあげない、もらわない

被害に遭わない方法の4つ目は、キノコをあげない、もらわないことです。

自分で採取したキノコは、その実態がわからないことが多くあります
友人などから譲り受ける場合の多くも同じです。
そのため、安易にあげたりもらったりしないようにしましょう。

どうしてもあげたい!という場合には、保健所などで相談し確実なことがわかってからにしましょう

毒キノコを食べてしまったら

救急車

しっかり対策をしても、食べてしまうことがあるかもしれません。
もし食べてしまったかもしれない、という場合には以下の応急処置をしましょう。

応急処置①木炭の粉と一緒にぬるま湯・緑茶・どくだみ茶を飲む

応急処置の1つ目は、木炭の粉と一緒にぬるま湯・緑茶・どくだみ茶を飲むことです。

食べたり飲んだりしてしまった有害成分は、早く身体の外にだすことが大切です

木炭の粉には、有害物質をくっつけて身体の外にだす機能があります。
医薬品などがない時代の人たちは、お腹の調子が悪いときに飲んでいたそうです。
現代でも医療用として誤飲などの救急医療の現場では用いられることが多くあります。

腸内環境の改善にも繋がるため、常用している人も増えています。
もしもの時のため、健康のために家庭に1袋備えておくのがおすすめです。

また、緑茶やどくだみ茶には利尿作用があります。
これにより有害成分を身体の外に出してしまいます。

こちらも健康づくりのために注目されているものでもあります。
木炭の粉と同様、家庭に備えておくと良いでしょう。

応急処置②指を喉の奥に突っ込んで吐く

応急処置の2つ目は、指を喉の奥に突っ込んで吐くことです。

これも有害成分を体外に出すことが目的です。
しかし「指を入れてみるもののえづくだけで吐けない」という方もいると思います。

指を入れて吐くときに大切なポイントは2~3杯の水を飲んでおくことです。
水を飲んで胃を膨らませておくことで楽に吐くことができます。
また、吐くときに前かがみになり頭を胃より低くするのも良い方法です。

応急処置③下剤や浣腸で毒成分を排出する

応急処置の3つ目は、下剤や浣腸で毒成分を排出することです。

こちらも毒キノコを身体から早く出すことを目的としています。
下剤や浣腸で排便をうながすことでスムーズに体外に出すことができます。

しかし、下剤に含まれる成分の中には妊娠中の方が飲むと流産の副作用があるものもあります。
これはウンチとして出すときに腹圧がかかってしまうため、浣腸にも言えることです。
そして浣腸は、腸のなかの病気を持っている人は使うことができません。

これらの医薬品を使って毒成分を出すときには、医師や薬剤師の指示が必要です

応急処置④スポーツ飲料などで電解質を補給する

応急処置の4つ目は、スポーツ飲料などで電解質を補給することです。

これは、吐いたことや尿(便)を出したことにより失われた電解質を補給することが目的です。

私たちの身体は適切なpHに保たれています。
気持ちよく活動できるバランスのpHが吐くことなどによって崩れてしまいます。
崩れることにより身体のシステムが働かなくなってしまうことがあります。

これを防ぐために、電解質を補給することが大切なのです。

電解質を補給できる飲み物は、例えばスポーツ中や熱中症になったときに飲むような飲み物です。

ゼリータイプのものや粉末タイプのものなど、持ち運びやすいものも多く出ています。
スポーツ中、熱中症対策(応急処置)、災害時など幅広く活躍しますので備えておきましょう。

応急処置(おまけ)「#7199 救急相談センター」

「食べたキノコが毒キノコかもしれない」

そうなったとき、どのように行動したらいいのか焦ってしまいそうですよね。
どのタイミングで救急車を呼んだらいいのか困ってしまいそうです。
そんなときに役に立つのが「#7199 救急相談センター」です。

24時間年中無休で相談医療チームが対応してくれます。
「#7199」で電話をかけてもよし、ネットで検索してもよし。
困ったときに頼りになるダイヤルなのです。

毒キノコを食べたかもしれないと思ったら、すぐに救急車を呼ばずに電話して相談してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、毒キノコの見分け方に関する情報を紹介しました。
食べてしまわないための方法や万が一食べてしまった場合の応急処置も理解できたでしょうか?

毒キノコは見分けるのが困難であるということを覚えておきましょう。
そのため安易に食べないことがまず1番大切なことです。
万が一食べてしまったときには落ち着いて応急処置を行いましょう。

今回の記事をしっかり理解して安全な秋を楽しんでくださいね。

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